上達に欠かせないこと

 

では次にレッスンがうまく運ばれる為の上達に欠かせないことを4つ挙げてみましょう。

先生の責任

まず先生が本当の意味での音楽の楽しさを常に念頭においてレッスンをすることです。むろん知識や技術的な面も教えなくてはいけないのですが、そこにばかり集中し過ぎると、感覚的に”音楽って楽しい”という部分が欠けてくる場合があります。先生はこのバランスを考えることが大事です。

生徒本人の責任

当然ながら技術が向上すれば、より美しく、いい音で奏でられる訳ですから、それを達成する為の本人の努力は何にも増して必要だと思います。

適切な教科書

適切な教科書の使用もレッスンがスムーズに進む為には大切と思いますが、私は教科書の選択に関してはレベルを間違えさえしなければ、柔軟性を持たせてもよいのではないかと考えます。(教科書については、もう少し具体的に後述致します。)

ご両親の協力

レッスンにおいて生徒はひとつひとつ曲を仕上げ、次のレベルに上がっていきます。基本的な考え方として楽器の演奏は”聴衆”の為にあると言われています。子供にとって何かを達成した場合、一番先に聞いてほしいのは先生ではなく親(聴衆=親)だと思うのです。ゆえに、ご両親の側面からのサポートは必須です。例えば”今日はとてもきれいな音が出ましたね”等のコメント。また子供は色々な音への順応能力が高いので、きたない音、ヴィオリンで言えば正しくないイントネーションも、どんどん受け留めていってしまいます。その反対として、CDや生のコンサート等で良い音楽を聞かせたりすることは、とても大切なレッスンの一環です。月謝を払っているのだから、先生に全責任があるという様なお考えのご両親では、絶対に子供は伸びません。常に子供が今、何に取りくんでいるのかを把握していただきたいと思っています。特に年少の生徒さんのヴィオリンレッスンについては、技術面でも絶対的に親の協力が必要なのです(ご両親のサポートについてはもう少し具体的に”レッスン内容とレッスン料”の項目でお話致します。)

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田村玲子 音楽教室